あきらめない!パーキンソン病治療の応援サイト パーキンソンスマイル.net
治療のこと

デバイス補助療法
ー脳深部刺激療法とは?ー

脳深部刺激療法(DBS)は、パーキンソン病が進行し、薬だけでは症状を改善するのが難しかったり、ウェアリングオフやジスキネジアといった運動合併症が重くなったりしたときに検討される外科療法です。

DBSは、脳の深いところに細い電線を手術で挿入し、その電線に弱い電気信号(パルス)を送るパルス発生器を胸の前部に埋め込むというもので、パルスによって脳を刺激して症状の改善を図ります。全ての患者さんに向いているわけではないので、主治医とよく相談する必要があります。DBSでは、装置やコードが体内に埋め込まれるので、外見の変化はありませんが、手術後は定期的にパルス発生器の調整やバッテリーの交換が必要になります。

DBSのイメージ画像

DBSは特殊な技術を要するため、限られた病院で実施されています。手術は服薬と比べてリスクを伴いますので、現在の病状や予想される結果を主治医と十分相談し検討することが大切です。

高橋良輔. 病気がわかる本 パーキンソン病を知りたいあなたへ. NHK出版, 東京, pp 57-60, 2016.
村田美穂(監修): スーパー図解パーキンソン病. 法研, 東京, pp 116-117, 2014.

こちらのシートを記入し、
医師に相談してみましょう。

医師に相談するための症状・
お薬に関するチェックシート

治療日誌などを参考に、ご自身の症状を整理してみましょう。
気になることがあれば、チェックシートを持って医師に相談しましょう。

※チェック結果で疾患や治療法を確定するものではありません。

WEB上でチェックシートを記入し
印刷をする方はこちら※PDFとして保存も行えます。

WEB上で入力はせず
チェックシートの印刷だけを行う方はこちら